イスラム兵士として戦った兄弟にサラエボの町であった。無精(ぶしょう)ひげを蓄えた兄は、紛争時、極度の食糧不足の中で、革靴や皮のベルトを煮て食べたという。(『この大地に命与えられし者たちへ』写真・文 桃井和馬