私たちの生き方では、政治の決め事は、いつも七代先の人々のことを念頭におきながら行なわれる。これからやってくる人々、まだ生まれていない世代の人々が、私たちよりも悪い世界で暮らしたりすることのないように、できればもっと良い世界に生まれてこられるように心を配るのが、私たちの仕事なのだ。私たちが母なる大地の上を歩くときに、いつも慎重に一歩一歩進むのは、これから生まれてくる世代の人々が、地面の下から私たちのことを見上げているからだ。私たちはそのことを、片時たりとも忘れない。――オレン・ライオンズ(オノンダーガ族)1990年
(『それでもあなたの道を行け インディアンが語るナチュラル・ウィズダム』ジョセフ・ブルチャック)

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