そして敗北だけが敗北を終結させるというこの背理が、ついにみずからをつらぬきえずに終るとき、敗北はその位置で石化する。屈辱はそのときからはじまる。背理はかならずつらぬかれねばならない。(『望郷と海石原吉郎岡真理解説)

詩歌シベリア抑留強制収容所