【この「生きた経済」にとって一番大事なのは、富(=インフラ)です】。水をはじめとする資源やインフラ設備が整えば、そこで人が安心して生活することができます。そうすれば、そこに生産活動が生まれ、生産物が新たなお金を生み、そのお金が還流して社会に新たな富が蓄積されます。
 つまり、資源とインフラ設備は富を生み出す装置であり、実は収穫物よりも重要だといっていいでしょう。
(『見抜く経済学 これからの社会を生き延びるためのものの見方・考え方渡邉哲也