金銭に対する考え方は、17世紀になると大きく変化した。1694年から、アダム・スミスが『国富論』を世に問うた1776年の間に、銀行が発行した紙幣の総額が、当時流通していた金属貨幣を初めて上回った。(『ロスチャイルド、通貨強奪の歴史とそのシナリオ 影の支配者たちがアジアを狙う宋鴻兵〈ソン・ホンビン〉)