生きとし生けるものが喜々として生きるのは神の意志だろう
 しかしここに生きてはならぬ人間がいた(玉砕命令が出て生きているということは死刑である)
 やがて司令部からくる「死の使者」をまっているのだった
 責任の最も重い将校は力なく遠い海をみつめていた
(『総員玉砕せよ!』水木しげる)

戦争