ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも清らかな心で話したり行ったりするならば、福楽はその人につき従う。――影がそのからだから離れないように。(『ブッダの真理のことば 感興のことば中村元訳)

仏教ダンマパダ
 ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人につき従う。――車をひく(牛)の足跡に車輪がついて行くように。(『ブッダの真理のことば 感興のことば中村元訳)

仏教ダンマパダ
 聖者。自分は決しておこなわないことを説明することに、彼は一生をついやす。(『蝿の苦しみ 断想エリアス・カネッティ:青木隆嘉訳)
「同調」「服従」「内面化」は、人が集団に従うときの、不本意さの程度に応じた用語である。もっとも不本意なものが服従である。不本意だという感覚がある限り、服従は服従以上にはなり得ず、「無責任の構造」も拡大はしない。他方、不本意ながら、従っているうちに、やがて、従っている不本意な行為の背景にある価値観を、自分の価値観として獲得してしまうことがある。それが内面化である。(『無責任の構造 モラル・ハザードへの知的戦略岡本浩一

ミルグラム
 理性的で科学的な考えのもとに築かれていると自負してはばからないアメリカ社会においても、じつに国民の17パーセントは幽霊を見たことがあると言い、10パーセントが悪魔と話したことがあると言い、そしてなんと400万人が宇宙人に誘拐されたことがあると告白しているという。(『本当にあった嘘のような話マーティン・プリマー、ブライアン・キング:有沢善樹訳)
 われわれは、権力者、指導者を賞揚し、尊敬する。なぜならわれわれの中に、権勢と地位への同じ切望、支配し、命令しようとする同じ願望があるからである。(『生と覚醒(めざめ)のコメンタリー クリシュナムルティの手帖より 4J・クリシュナムルティ:大野純一訳)
 彼は、愛と同情からかれらの一部だったのではなかった。彼は【即】かれらだった。(『生と覚醒(めざめ)のコメンタリー クリシュナムルティの手帖より 3J・クリシュナムルティ:大野純一訳)
 発見するためには、自由がなければならない。もしもあなたが束縛され、重荷を背負っていたら、あなたは遠くまで行けない。(『生と覚醒(めざめ)のコメンタリー クリシュナムルティの手帖より 2J・クリシュナムルティ:大野純一訳)
 何かに【なろうとすること】は、時間を、悲嘆を持続させることである。【あること】は、【なること】を含まない。(『生と覚醒(めざめ)のコメンタリー クリシュナムルティの手帖より 1J・クリシュナムルティ:大野純一訳)
 相対性理論でしられる物理学者アインシュタインやインドの詩人タゴールからも、賞賛の言葉が寄せられた。太平洋問題調査会のメンバーで頻繁にアメリカを訪問していた鶴見祐輔(政治家、著述家)が、「いまアメリカで最も読まれている本」として『武士の娘』の評判を日本に紹介したのは、そのころのことである。(『武士の娘 日米の架け橋となった鉞子とフローレンス』内田義雄)

日本近代史戊辰戦争
 つまり、谷垣(禎一)は「侵略戦争」「侵略者」をどこが戦場となったかで決めている。これは経緯がわからないジャーナリストが犯しやすい誤りであって、国際法について谷垣がまったく無知であることを暴露している。侵略とは戦場がどこかで決定されるのではなく、どちらが計画(作戦計画)をもって先制攻撃をしたかによるのである。この場合、挑発行為(テロや港湾封鎖など)があれば先制攻撃をやっても侵略にならないが、経済封鎖や政治工作はは武力を伴わないので挑発行為に該当しない。(『東京裁判の謎を解く 極東国際軍事裁判の基礎知識別宮暖朗兵頭二十八

東京裁判
 そのころ(明治初期)の政治家は、後年“井戸べい”といわれたように、おおむね清貧に甘んじる気骨があり、いわゆる国士的な風格をそなえている人物がすくなくなかった。政治にふか入りすればするほど、私財を散じ、家産を傾けつくす者もめずらしくはなかった。父のばあいも同様で、わたしがいくらか物心のついた時分には、もう家産らしいものは何一つ残っていなかったようである。(『悪政・銃声・乱世 児玉誉士夫自伝児玉誉士夫
 ところで明治末からこの時期(1923年)にかけ、米国の一部の州および連邦政府が、日本からの移民の数を西ヨーロッパからの数よりもじゃっかん制限したり、帰化を禁ずる施策を打ち出していた。これは日本の朝野(ちょうや)をたいへん穏やかならざるものにしていた。べつに移民ができなければ、日本の食い詰め人口が野垂れ死ぬといった緊急の利害があったわけではない。そうではなくて、アメリカが日本人をヨーロッパ人並に遇(ぐう)しないと報じられることが、すぐさま、中国大陸内で、中国人の「侮日」(ぶにち)を呼ぶという構図があったからだった。ワシントン条約での対米6割比率の受諾(じゅだく)も、まったく同じように、中国人の侮日をもたらした。(『大東亜戦争の謎を解く 第二次大戦の基礎知識・常識別宮暖朗兵頭二十八

大東亜戦争日本近代史