結び目理論の中で「解きほぐすことのできない結び目が存在するか」という問題が提起されてから、それが初めてゲッティンゲンの数学者クルト・ライデマイスター(1893-1971)によって解決されるまで、実に230年の時を要した。1932年にライデマイスターは結び目不変量という考え方を用いて一つの解決方法を提案した。(『5分でたのしむ数学50話』エアハルト・ベーレンツ:鈴木直訳)

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