いままでの医学は、ガンについて、外から何か悪いものが入ってきてガンの遺伝子に作用して発ガンするという考えをとっていました。発ガンの最初のきっかけとなる悪い発ガン物質は外からくるもの、といっていたのです。しかし、私の研究してきた白血球の自律神経支配を理解すれば、発ガンの原因は、まちがいなく身体の内部にあること、つまり私たちの生き方そのものがガンの原因になっているということにたどりつかざるを得ないのです。(『免疫革命』安保徹)