読書メモを手で書くのは面倒ではないか、と思う人は多いでしょう。
 僕もよく億劫(おっくう)に思います。
 しかし【「面倒だからこそ身につく」】ということも言えるのです。山の頂上にロープウェイで行くのと苦労しながら自分の足で行くのとでは、結果は同じでも、体験としては、またく違うものになるでしょう。そうやって手間暇かけることで、はじめて十分な見返りが得られるという一面もあるわけです。
 本の抜き書きをしたり、感想を手で書き残すことはただの「作業」ではありません。
 確実に、【将来のアウトプットの仕込み】になるのです。
(『読書は1冊のノートにまとめなさい 完全版奥野宣之