実はこのベン=ナメシェの本の一章にあるスパイ・プログラムが扱われているのだ。問題は、このプログラムが「トロヤの木馬」として世界中に売り出されていたことである。そのプログラムの名前は「プロミス」という。しかし市場でうられたときには異なる名前だったようだ。このプロミスは、関係書類は処理したり、報告書などの文書をデータベースに記憶させるソフトウエアだった。(『データ・マフィア 米国NSAとモサドによる国際的陰謀』E・R・コッホ、J・シュペルバー:佐藤恵子訳)