何部屋分もたまったデータが指し示しているのは、プロザックをはじめとする一群の薬に自殺暴力を誘発する可能性があり、それらを製造している企業がそれを知っているという事実だ。企業がそれを知りながら製造しているということは、私たちに医薬品やバイオ技術や、他のヘルスケア製品を与えているシステムに構造的欠陥があるということを意味する。その構造的欠陥によって、近い将来、サリドマイド被害でさえ小規模だと思わせるような、恐ろしい薬禍または医療禍を引き起こしかねない。(『抗うつ薬の功罪 SSRI論争と訴訟』デイヴィッド・ヒーリー:田島治監修、谷垣暁美訳)

精神疾患