ゲシュタルト問題」がヨーロッパの思想界の舞台にのぼるのは、1890年にクリスチャン・フォン・エーレンフェルスというドイツの哲学者が「ゲシュタルト質について」という論文を発表していからである。彼はゲシュタルトを「感覚要素の総和以上のもの、総和とは異なったもの」と定義した。(『アフォーダンス 新しい認知の理論佐々木正人